2014年1月7日

飛んでけ







膨らむ前のつるんとした風船。
そこに空気を吹き込まれた風船。
手を放されて、勢い良く飛んでいく風船。

紆余曲折、四方八方に空気が無くなるまで
その勢いは止まらない。

地に落ちて、しぼんだ風船。
膨らむ前のつるんとした状態にはもう戻れない。
それでもそこに空気を吹き込まれる風船。
手を放されて、勢い良く飛んでいく風船。

紆余曲折、四方八方に空気が無くなるまで
その勢いは止まらない。

二度目も三度目もその勢いは、
はじめて空気を吹き込まれた風船が飛んでいく様と
なんら変わりなく、勢い良く。
膨らむ前のつるんとした状態にはもう戻れないなんて
幻想だと言われているかのように、
空気を吹き込むのをやめない限り、変わりなく。

その皮膚が破裂するまで勢い良く、
ごきげんよう、さようなら。