2014年2月12日

夜道


満たされた一日だった。
たまらなく夜風が気持ちいいのだ。

月明かりがまぶしかった。
そういえば月明かりで出来た自分の影を発見したのは
だいぶ大人になってからだった。
それまで、夜に浮かびあがる足下の影は、
道ばたの電灯がつくりだすものだけと思い込んでいた。
月の明かりがそうさせていると気づいた時は、
とてつもなく感動した。

大人になったいま、夜、外を出歩くことがあるたびに、
こどもの頃に知るよしもなかった時間帯を体感してる快感と、
知るすべをもたなかった世界にまだ知らぬ感動がどれだけ潜んでいるのか
そのことに期待して、とても胸を弾ませている。

夜風が気持ちいい。
夜風が気持ちいいのは、
自由の証。