2016年1月2日

「私はいま、2016年に来ています。」



2016年が世界にやってきた。
21世紀のイメージを、とても勝手に
2015年くらいまでしか思い描いてなかった日常に
2016年が普通な顔で「あがるよ」と言ってやってきた。

特に意識をすることもなく
「いつでも来なよ」とそれなりに準備をしてたのに、
来たら来たで、
「おおおお、2016年さん、何あなたホントに来たの?」と
躊躇してしまった。

「21世紀」「未来」の代表みたいな存在だった
「2015年」が過去になったことが、
とても当たり前に、いま、目の前で起こっている。

21世紀がはじまったばかりの頃には
全然知らない人だったはずの人たちが
2016年のお正月に普通に集まっているのだ。

「アナタは誰?」

たった3年前ですらこの世にもいなかったはずの、
「ばあばがくれた」と言いながら
バナナを食べてる姪っ子らしい子どもを前にして、

20世紀から私はやってきたという設定で
ひとりタイムスリップごっこをしている。
これが21世紀か。

「アナタ誰の子?笑」

21世紀に、飽きるわけにはいかない。