2016年12月3日

今日の日よ さようなら


昼下がり。とてもいい天気で、
窓の外がまぶしかったので、

アカネさんは今日という日を見捨て、
パン屋に向かった。

どうせ人生は長いんだと、

アカネさんはあたたかく穏やかな昼下がりに、
公園の芝生の上でキラキラした光景に腹を立てながら、
買い占めたフルーツサンドをほうばった。

口の中はマンゴーの香りでいっぱいである。

今日の日よ 君はもういなくなっても構わない。
くれぐれもご自愛くださいませ。
さようなら。